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投資用新築一戸建て工事中のチェックポイント⑭ 外装工事

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最初からお読みになりたい方はこちらからどうぞ。

投資用新築一戸建ての工事中のチェックポイントを工程ごとにご紹介する本連載、前回は内装下地工事についてご紹介しました。

第14回はいよいよ最終回、外装工事について、第三者の現場検査工事中の第三者現場チェックサービス「新築工事チェック」を行うホームインスペクター(住宅診断士)が解説します!

外装材、工法別、チェックポイント

内装工事と前後して、外装工事が始まります。外装仕上げとして用いられるのはこの2つ。

  • サイディング張り
  • モルタル塗り(塗り壁)

それぞれのチェックポイントをホームインスペクター(住宅診断士)が解説します。

サイディング張りのチェックポイント

サイディング

サイディングは主に以下のような種類があります。

  • 木質系
  • 金属系
  • 樹脂系
  • セメント系
  • 窯業(ようぎょう)系

木質系・金属系・樹脂系は、セメント系や窯業系と比べると軽量です。樹脂系のサイディングはアメリカやカナダでよく使われており、日本では北海道で使われはじめたところで、まだまだ件数としては少なめでしょう。

金属系サイディングでは中に断熱材を挟んでいるものもありますが、胴縁を介してサイディングを取り付ける場合、サイディングの外側と内側(胴縁側)の温度がほとんど同じであるため、断熱材としての役割はあまりありません。

最も使われているのは、窯業系のサイディング。デザインや価格もさまざまです。サイディングは凸と凹の形状によってはめ込んでいくものが多く、つなぎ部分や窓の周りにはコーキングといって部材の間を充填剤でふさぐ処理が必要になります。(金属系サイディングや樹脂系サイディングの中には、このコーキング作業が不要なものもあります。)

サイディングに割れや変形がないか、コーキングが正しく行われているかを必ずチェックしましょう。ひび割れや変形、隙間があると、そこから雨水が浸入してしまいます。また、釘止めした周囲も同じく隙間が発生しやすいので注意しましょう。

また、サイディングの取り付け方法は、サイディングの種類やメーカーによって大きく異なります。それぞれのサイディングの詳しい施工方法は、施工要領書の確認が必要ですが、心配な場合はプロに工事中の検査をお願いするのもおすすめです。

モルタル塗りのチェックポイント

モルタル塗りは、砂、セメント、水を混ぜたモルタルを外壁に塗っていく方法です。モルタル塗りの下地には金網を張ったり、専用の下地材を取り付けたりします。

金網は、ホッチキスの大きなもので壁に取り付けていきますが、このとき、金網同士の重ね長さが5cm以上あるか、窓まわりに、補強の金網が入っているかの2点に注意しましょう。

モルタルは、ヒビ割れが入りやすい材料です。ヒビ割れを防ぐためには、十分な乾燥期間をおくことです。乾燥期間が短いと、ひび割れが起きやすくなります。

クロス工事が始まるころには家づくりも終盤

クロス屋さんが現場に入り、クロスを張っていくころには家づくりも終盤です。

クロスが張られていくと、これまで石膏ボードに囲まれていた部分は格段に部屋らしくなり、クロス屋が大きなクロスを手際よく張っていく様子は、見ていてもなかなか気持ちがいいもの。その頃には大工さんの仕事は終わり、現場にはクロス屋さん、外構屋さんだけになり、いよいよ大詰めという感じですね。

最後は、施工業者さん・売主さんによる社内の検査です。このときの検査で、細かい仕上がり部分のチェックがおこなわれます。社内の検査に合格したあとは、いよいよ完成お披露目会(内覧会)。ここは引き渡し前の最後の砦、最後まで気を抜かずしっかりチェックしましょう。

今回の連載で説明してきたチェックポイントは、一般の人にとっても比較的分かりやすい部分だけをピックアップしているため、すべての範囲を網羅できているわけではありません。

実際に家を建てるにあたり、より安心感を求めるためには専門知識を持ったプロに現場を確認してもらうのもひとつの手です。

その際は、第三者性があり建物調査の実績が多いことが大切です。信頼できる専門家を探してみましょう。