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繁忙期の募集に備えて今、投資物件のチェックポイント

収益物件のチェックポイント

物件を所有している大家さん、投資物件オーナーさんの中には、年明け繁忙期の募集に向けて、修繕計画をお考えの方もいらっしゃるでしょう。とはいえ、どこからチェックするべきか?どんなところを修繕することで物件の印象をよくできるのか?お悩みの方も多いかと思います。

そこで、今回はホームインスペクター(住宅診断士)が建物の点検&修繕のチェックポイントをご紹介します。建物の印象をより良く、入居者さまに気持ちよくお住まい頂けるよう、効果的な修繕を心掛けましょう。

建物も人と同じ?見た目の印象をよくしましょう

人と同じように、建物の第一印象もまず見た目に左右されます。
入居希望者はどんなところを見ているのか?少しの手間で見た目の印象もぐっと変わるかもしれません。
チェックしてみましょう!

・外壁や基礎のヒビ

外壁や基礎にひび割れはありませんか?印象はもちろんのこと、幅や深さによっては、建物の耐久性に関わるものもあるかもしれません。

・コケや植栽

外壁のコケ苔むした外壁や蔦の絡まった外壁は、なんとも印象が悪いですね・・・。
建物にとってもそのままにしておくのはよくありません。コケは、特に北側など日当たりの悪いところを気をつけてみてみましょう。
高圧洗浄で除去する、更に上から塗料でコーティングすれば、今後の予防にもなります。

また、植栽はほったらかしだとどうしても「管理が行き届いていない」という印象を与えます。 伸び放題になっていないか、動線に枝が飛び出したりしていないか、確認しましょう。 植木屋さんに剪定してもらえば、だいぶ印象が変わるかもしれません。

・ポスト

集合ポストや玄関ポストにたくさんのチラシが入れっぱなしになっているケース。
はたから空き家なことがわかってしまい、防犯上もよろしくありません。

・共用廊下・階段

階段や手摺の鉄部に錆びはないか?タイルの剥がれやコケはないか?チェックしましょう。
居室にバルコニーがあるような場合もチェックポイントは同じです。 また、秋冬の日の短い季節は、共用部の照明器具が切れているのもイメージダウンです。
薄暗く感じてしまうと建物の印象が良くありません。 

室内のポイントは設備と屋根裏・床下

生活する入居者の視点で細かく見てみましょう。
また、空室なら絶対にチェックしておきたいのが、屋根裏&床下です。

・水まわり(キッチン、洗面化粧台、トイレ、ふろ)

入居時のチェックポイントにもなりやすい水まわりは、気を使われている大家さんも多いでしょう。
細かいところですが、特にチェックしたいのがパッキン。 特に空室期間が長い場合、ゴムが劣化してそこから漏水していることも。
必要があればすぐに交換しておきましょう。

・住宅用火災警報器

住宅用火災警報器築年数が古い場合は、住宅用火災警報器がついていないケースも。
ホームセンターでも購入できますし、取付け自体もごく簡単なので、ご自身で設置される方も多いでしょう。 とはいえ、各市町村の火災予防条例で定められた場所に設置する必要がありますので、最寄の消防署や役所に確認しましょう。

・その他の設備

エアコンがちゃんと動くかどうか?試運転されるかと思いますが、その際は少し長めに運転させるのがポイントです。
空室期間が長いと作動しにくい、効きが悪いことも。
照明器具がついている場合は、球切れも注意しましょう。

・屋根裏や床下

天井裏の点検口もチェックもし床下に点検口があれば、のぞいて漏水がないか確認しましょう。
同様に、天井裏・屋根裏にのぞける点検口があれば雨漏りがないか確認しましょう。
これは入居者のためでもありますが、建物のためでもありますね。 漏水や雨漏りは放っておくと、構造部を傷め、耐久性にも影響が出るかもしれません。


いかがでしたか? 
こういった細かいところをチェックすることで、建物のちょっとした変化にも気がつくかもしれません。 不具合や劣化などは早期発見・修繕が大事に至らないようにするための基本です。

気になる所見があったら、建物のプロ、ホームインスペクター(住宅診断士)に相談しましょう

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