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投資用物件の引き渡し直前で発見!新築施工ミスの実例7つ

新築の引き渡しを受けるときには、残金を支払ってしまう前に建物のチェックを十分に行っておくことをおすすめします。思いのほか施工不良やミス等が多いためです。パソコンや自動車などと違って、現場の手作業が多い建築ならではですよね。

施工ミスの実例

雨樋の支持金物がない

上の写真では、雨樋の支持金物がありません。ズレによる雨漏りや脱落の可能性もあるため支持金物の設置が必要です。

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本来はこんなふうになっています。取り付け方がはおかしい場合は発見が容易ですが「 最初からそもそもない 」といったこのようなケースは意外と見逃しがちです。

サッシの下枠に隙間が・・・

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こちらは、サッシ下枠に隙間が生じています。雨水はもちろんゴミ、虫などが侵入します。シーリング材などで押さえておくのがいいでしょう。

ビスで固定されていない

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こんな「 ビスの忘れ 」もよくあります。ほんの数カ所であっても、雨水の侵入口となる場合や、部材の歪みの原因となりえます。

ダクト貫通部分のシール不足

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屋上設備のダクトの貫通部にシールが不十分な個所。隙間が開いていたら意味がありませんね。

パッキンのはがれ

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サッシのパッキンが一部剥がれています。これもきちんと直してもらいましょう。なお、位置をずらして新規に追加する場合は、現状の止水処理を行う必要があります。

石が割れている

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これくらいならだれでもわかりますね。屋上床面の石の一部が割れています。剥がれる可能性がありますので、手直しが必要です。

コンセントの位置が低い

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コンセントが床面(側溝床)から30㎜程度しか、立ち上がりが確保されていません。これはちょっとキケン。最低でも100㎜~150㎜以上の立ち上がりは必要でしょう。コンセントの設置位置やコンセントの形状を検討する必要があります。


いかがでしたか? 悪意のある欠陥などではなく、こうしたちょっとした手抜かり工事というのは、みなさんが思っているよりたくさんあるものです。良く調べてから引き渡しを受けましょう。

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