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投資用マンションの資産価値を左右するのは、「基本性能」です!

新築マンションの場合は、ほとんどが「青田買い」。つまり実物が確認できていなうちに、何千万という売買契約をするわけですから、慎重に検討をしたいところです。モデルルームを隅々まで見渡しても実物ではないし、自分が購入する部屋の間取りとは違うもの。しかも、オプション仕様だったりするため、標準となる部屋との違いも念頭に置きながらチェックしなければいけません。新築マンションの購入はその価格と売買形態から、購入前に知っておきたいポイントがたくさんあります。

比較するならここを見よう

「このマンションは食洗機が標準でついているけど、その前に見たマンションはキッチンカウンターが天然石で高級感ある」など、お部屋のデザインや仕様、設備面はどうしても気になってしまいますよね。生活の便利さや心地よさに影響してくるので気になって当然です。

しかし、住宅を購入するうえでもう一つ大事なポイントとして「住宅の基本性能」があります。これは居住者へ、生活の快適さや、しいては健康にも影響を及ぼすもの。極端な話、仕上げ材や設備、間取りなどは、お金はかかりますがあとからリフォームで修繕やカスタマイズできるところ。ところが、断熱性能や気密性能、耐震性能などは、後から変更が難しく、建物が出来上がってから、突然リフォームしようと思っても難しい部分です。

比較的、性能の差が出やすいのが断熱性能。最近のマンションで断熱措置がなされていないマンションはないとは思いますが、その工法や性能レベルは一様ではありません。特に、最上階、最下階住戸では、外気に接する部分が多いですから、屋上断熱性能や床下断熱性能が顕著に表れます。壁や天井の内側に施工された断熱材(内断熱)は、基本的に専有部分ですから空室になった際に、オーナー様が独自で変更できます。けれども屋上、床下は共用部分ですから、勝手に変えられません。稀なケースでは、それらの施工状態が悪くて、きちんと性能が発揮されないといったことも…。

もうひとつ、断熱性能を左右するのが熱の出入りが一番多いサッシ部分です。このサッシも共用部分のため、自分で勝手に替えることはできません。通常の一枚もののガラスと比較すると、複層ガラスLow-Eガラスでは熱の出入りが圧倒的に少なく、製品によっては1/3程度まで抑えられるものも。熱が伝わりにくいということは、結露も生じにくく、カビの発生や内装材の腐食も起きにくいのです。断熱性能の高さは、居住者の快適性ももちろんですが、建物を長持ちさせることにもつながります。 

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資産価値を左右する「基本性能」

基本性能の高さ」は、単に快適性を追求するだけではありません。将来的に、住宅の資産価値を左右するものになることが、かなり高い確率で予想されています。すでに、耐震性能についてはその差が見られたりしますが、断熱性能を位置づける省エネ基準、今は特別な強制力はないものの、2020年には一定のレベルを満たすことが「義務化」される予定。つまり、一定レベルを満たしていないと建てられないということになります。基本性能で価値が決まる将来を見据え、納得してマンションを購入したいものです。

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住宅・建築物の省エネルギー基準(国土交通省)


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