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良質な投資用中古マンションを見極めるためのポイント8つ

不動産は、二つとして同じものがなく、出会いは一期一会ともいえます。

「なんだかしっくり来る」といった相性や「ピンときた!」といった直感が購入の決め手となったという声もよく聞きますよね。

しかし、物件の情報や建物のコンディションを把握しないまま購入をしてしまい、住んでみて初めて騒音などの住人トラブルや水漏れなどの建物トラブルが顕在化することも…。

特に中古マンションの場合は、好条件の物件ほど、物件内見から取引までの期間が極めて短く、情報を精査するなど、じっくりと見極める時間が少ないのが現状です。

そこでこのコラムでは、良質な中古マンション物件を見極めるための8つのチェックポイントをご紹介します。購入した後に後悔しないよう、ぜひご活用ください!

中古マンション、ココをチェック!

ベストなのは、契約前にチェックすること。契約後でも、せめて引渡し前までには「こんなはずではなかった」とならないように確認しておきましょう。

お部屋の中については、契約時には前住人が居住中の場合、じっくり内見できない場合もあります。引き渡し前に、空室になったら一度見ておくことをおすすめいたします。

1.ゴミ置き場

ゴミの出し方で、住人のマナーが分かります。また管理人さんの日常管理業務がしっかり行われているかどうかも、ある程度推測できるでしょう。ゴミ出し時間帯に出向いて観察してみてください。

2.自転車置き場

こちらも住人のマナーが反映されやすいポイント。住人の人数分の置き場がない場合や、通路や周囲に雑然と放置してある場合、居住者間で問題となってトラブルに発展するケースも。

3.掲示板

掲示板には管理組合理事会の議事録が貼られていることがあるため、そのマンションでどんな問題が議論されているかが分かります。

何か月も前の掲示が破れたまま貼りっぱなしという状態に出くわすことがあります。このような場合は、管理会社と住人のコミュニケーションがあまり活発に行われていない可能性が。日常の管理にも疑問が残ります。

4.修繕積立金の額

毎月、管理費と合わせて支払う修繕積立金は、ずっと同額の場合もありますが、一般的には少しづつ上がっていくパターンが多いもの。新築時は販売しやすくするために安く設定してあるケースがほとんどです。

極端に安い場合は要注意。大規模修繕時に積立金が不足してしまい、不足分を一時金として徴収される場合があるからです。戸数や規模、付帯設備によって違いますが、国土交通省の「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」に示されている、1㎡当たりの金額を目安としてご参考にされると良いでしょう。

5. 管理規約

管理規約は、マンションごとで独自に定めている住民間のルール。国土交通省から一つの基準として標準管理規約が作成されています。さらにマンションによっては特別なルール(例えば、バルコニーでの喫煙やペットの飼育に関することなど)を作っている場合もあります。生活スタイルに関わることですので、住んでみて「知らなかった!」とならないよう、事前にチェックしておきましょう。

6.給排水

見学の際、気づかれていなかった水漏れなどを発見することも。契約の内容にもよりますが、売り主側で直してもらえる可能性もあるので一度交渉してみると良いでしょう。フローリングをはがす必要が出てくることもあるため、引っ越してからの修繕は生活に支障をきたすケースも。引渡し前に必ずチェックしておきたいポイントです。

7.修繕が必要な不具合

収納や家具に隠れていて内見の時には見えなかった裏側のカビなど、家財を移動させないと見えない不具合がでてくることもあります。こちらも引渡し前に必ずチェックを!

8.残置物

契約上、空室渡しとなっているにも関わらず、家具やその他粗大ごみなどが残っているケースがあります。粗大ごみの処分には余計な費用が発生しますし、自治体によっては通常のごみの処分も有料となることが。

可能なら見えない共用部分のチェックも!

屋上などの共用部分は、施錠されていて見えない場所もありますが、マンションによっては管理人さんがいる時間帯なら見せてくれる場合もありますので、そのタイミングを狙って訪れてみてもよいでしょう。

また、出来れば平日と休日、昼間と夜間など、曜日や時間帯を変えて訪問してみましょう。周辺環境や、マンションの様子もがらりと変わってしまうことも珍しくありません。


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