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建物の第一印象を決める!外観の劣化・修繕ポイント

引っ越しシーズンもそろそろひと段落。

これから新年度の所有物件の修繕計画を考えている一棟アパート・投資用マンションの大家さん、オーナー様もいらっしゃるでしょう。しかし大家さんやオーナーさんはお忙しいこともあり、管理会社に全てお任せで所有している投資物件がどのような状況になっているか把握されていない方も多いかと思います。

そこで今回は、一棟アパートや投資用マンションの外観の修繕チェックポイントをご紹介します。

建物の顔!外壁サイディングの劣化のサイン

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まず、外壁サイディングの塗装面を触ってみましょう。指先に白いチョークの粉状のものが付着していたら注意が必要です。これは白亜化(チョーキング現象)と言います。この症状が現れたら外壁メンテナンスのサインです。

※白亜化(チョーキング)は塗装表面の表層樹脂が長年の紫外線や熱・水分・風等により劣化し、塗膜面の顔料がチョーク(白墨)のような粉状になって表れる現象や状態をいいます。一般的に劣化の目安としていますが、この白亜化が起きたらすぐに塗装や外壁のやり替えとはなりません。白亜化が生じている塗装面は表層をはがしてから塗装を行います。

防水は建物維持のキモ!シーリングの劣化のサイン

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次に、サイディングジョイント目地(外壁サイディングどうしの隙間の防水部分)に、シーリング(シールともいいます。柔軟性のある防水材です)の亀裂及び硬化がないか確認しましょう。
もしあれば、雨水などが壁体内に浸入しやすい状況となっていますので、シーリングの打ち替えを検討すると良い事例です。

外壁は部分的にメンテナンスすることも重要ですが、塗装やサイディングの張替、シールの打ち替えなど同時に工事を行うと費用が安くなることが多いです。どうせ足場を掛けて工事をするなら効率よく、工事をしたいものです。その際に屋根や屋上のチェックも忘れずに行いましょう。

外観は賃貸物件をさがしている方が最初に目にする部分です。きれいな外観を維持したいものですね。また定期的にメンテナンスをすると、入居者様にも長く気持ちよく住んでいただけるのではないでしょうか。長く住んでいただくことにより、安定した賃貸経営も見込めます。

ご自身でチェックできないポイントについては、ホームインスペクター(住宅診断士)がしっかりチェックします!

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